アテナ、病院で大暴れ
2008 / 04 / 19 ( Sat ) ご心配おかけしたこのネタ(?)そんなに引っ張るつもりはなかったんですが、別件で忙しくておそくなってしまいました。ごめんなさい。
(初めてお読みになる方は前回の記事を先に読んでね) 何度か書いた事ですが、アテナが通っている病院は夕方の診察は比較的空いていてノンビリしています。受付表に名前を書いたときも前には数人しかいなくてすぐにでも診察してもらえると思ったのに、結局1時間ちょっと待ちました。「あ〜、急ぎって騒げば良かったな〜」とちょっと後悔しながらひたすら順番待ち。もちろん、アテナはいつも通り、皆さんに撫でてもらって満足。やっとこさ診察室に入ったときもしっぽぶんぶんしてました。 この日の担当は女医のS先生。おしとやかな印象のあるS先生が穏やかに聞きました。 「今日は、どうなさいましたか?」 「実はどうも、誤飲しちゃったらしいんです。」 「何を?」 「茹でた鶏のあたまを入れた子供用の靴下をビニールごと」 。。。先生の頭の上にクエスチョンマーク ![]() ![]() が浮かんでいるのがはっきり見えました。私のことを魔女だと思っただろうか??「トリってニワトリのことですか?頭って??」 「そうです。鶏の顔部分をくちばしを取って茹でたものです」 数時間前までそんな事しらなかったけど、滔々と説明する私。 「では、とりあえず、吐かせてみましょうか」 先生、大きな注射器に薄めたオキシドールらしき物を持ってきました。 で、私が保定して、先生が口からチューチュー飲ませる予定が、絶対口を開けようとせず、じりじり後退し、診察台から落ちる寸前。 格闘すること10分。ここでS先生、 「無理ですね。男と先生と変わってもらいましょう」 と敗北宣言して、選手交代。 やって来たのはまだ若いO先生。S先生と同じ様にチャレンジするも、歯が立たず。 先生ったら「自業自得なんだから飲みなさい」って説得するんだけど、聞く分けない。 台から落ちそうになったので,一旦、床に降ろして座らせ、足に挟み込み首輪をぐっとつかんで顔をあげる。正面から近づく先生。じりじり後退しようとするアテナ。首輪を前にぐっと引っ張る私。と、急に首輪が軽くなる。 ??と思ったら,首輪がすっぽり抜けていた ![]() はっと振り返ると、アテナ、そ〜っと3歩くらいバックした後、くるっと回れ右してすたすた逃げて行った。「こら〜。まて〜。」と言いながら追いかけるが、す〜っと血の気が引いて行くのが自分でもわかる。ひゃぁ〜。 が、アテナ、小さな薬品部屋を見るけると喜んで入って行き、しっぽを振って棚を眺めている。私が背中から羽交い締めにしても抵抗する様子もなく、棚に神経集中。 そこに、食べられる物はないですから〜っ!ここで暴れなくて本当に良かった。。。 診察室に戻り、先ほどと同じ力技でオキシドールを飲ませようと奮闘すること十数分。 やはり、進展なし。そこで助っ人に呼ばれたのは経験豊富な看護士さん。 数分、力技に協力してくれた結果一言。 「なにか混ぜて飲ませるしかないですね〜。」 「あ、私、ヤギミルクを持っています。車に積んであるので持ってきます」 車から戻って見ると、先ほどのO先生がアテナを保定中。で、新たに加わった中堅の男先生が口を開けようと奮闘中。そして、看護士さんが注射を持ってアテナの口に狙いを定めてる最中でした。看護士さん、「狙いを定められないです!!O先生にかけちゃいそう!」と叫ぶ。それに答える中堅先生「かかったって,Oだろ!思い切って行け〜」。。そう言われて口に注入するもののアテナはのどを閉じて飲み込もうとしない。口に溜めるだけ溜めて、隙を見て口の横からだら〜って吐き出す。先生達、「頭いいね〜、お前」。そんなところで褒められても嬉しくな〜い!(号泣) ボールに移したオキシドールにヤギミルクを混ぜてみる。すると、ペロペロ舐める。全部舐めるかと息を詰めて見つめる人間一同。んがっ!よく混ぜなかった為に上のヤギミルクの部分は飲んだものの、下のオキシドールが濃い所になると拒絶。「ちょっと〜、これ、変な味して飲めないんですけど 」って顔をしてこっちを見てる。そこで看護士さん、「もっとミルクを入れましょう」と言って、病院の粉ミルクを大量に加える。練乳かと思うほど濃そうな色の液体をアテナの前に、とん、と置いてみる。結果、、、、 しっぽを振る事も忘れて、真剣な顔して、オキシドール入りミルクをぐんぐん平らげる!! その様子を見ながら安心してへたり込むO先生と私。 「先生、さっきまでの力を使った、私たちの努力は何だったんでしょう。。。」 「ほんとにねぇ。。。(看護士さんに向かって)Mさん機転のおかげで助かりました。 ありがとうございました!」 すると看護士さん、 「O先生はね〜、頭はいいんだけど,知恵がないんだよね〜」 とものすごいカウンターパンチを浴びせる。ひょ〜っ! 人間達がそんなやり取りをしているうちに、アテナはだんだん挙動不審になってきて。。。 5分後、下に敷いたバスタオルでも追いつかないくらいのものすごい量の白い液体と共に例のブツが出てきました。 「あった〜」と病院中に響く様な大声をあげた私。 一旦は離れていた他の先生達もわらわらと戻って来て,「これかぁ〜」と。。。 3時間経過していましたが,原形のままでした。これは下から出すのは相当苦労しただろうから,本当によかった。。。 吐瀉物の処理に追われるO先生を残し、待合室に戻ると、待っていた飼い主さんたちが、興味津々って顔して、「何を飲み込んだんですか??」 あれだけ大騒ぎすれば、何をやったかばれちゃうか。。。 もちろん、今回はちゃんと、どういう風に使う物かという解説付きで 「茹でた鶏のあたまを入れた子供用の靴下をビニールごと」 と答えておきました。 待合室で待っている間にも吐き気を催し、外に出たアテナはもう、待合室には戻ろうとしませんでした。自業自得とはいえ、あれだけ嫌な思いをさせられたからねぇ。。 もう、すっかり病院嫌いになってしまったみたい。あ〜あ。 ただし、変わっていないことがひとつ。。。 あんな思いをしてゲーゲーやった直後にも関わらず、私が鞄をあけると、つまみ食いできそうな餌がないかをチェックしに首を突っ込んできました。 ほんとうにバカ犬だ〜。 半日の絶食と血尿かと見間違うほど濃い色のおしっこをして、現在はすっかり正常に戻っています。 ここで宣言します。 3歳伝説は来そうにありませ〜ん。 もう、お利口にならなくていいから,事故や怪我はしないでね。。。 |
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」って顔をしてこっちを見てる。そこで看護士さん、「もっとミルクを入れましょう」と言って、病院の粉ミルクを大量に加える。練乳かと思うほど濃そうな色の液体をアテナの前に、とん、と置いてみる。