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All for WAN

じんわりおかしい黄ラブのアテナ(05年3月31日~09年1月26日)、その跡を継いだ黒ラブニケ(08年7月1日生まれ)と末っ子長男ライラプス(10年4月30日生まれ)  その息子ゼロス(18年1月28日生まれ)の日記

やっぱり父子

色々忙しくて、色々語りたいことがいっぱいなのですが、少し落ち着いてからゆっくり書くことにして。。

最近、めきめきと大きくなって来たゼロ。
体重も20キロを超えました。

で、ふと気がつくと似たような格好で寝ているライとゼロ。

父、左。
父子寝姿

父、後ろ。
父子寝姿

やっぱり親子だねぇ。
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「幸福」に触ったみたい

ゼロス6ヶ月。
最初に会った時に私の頭の中に流れていたテーマ曲は山下達郎の『土曜日の恋人』
「微笑んだ君は柔らかい宝石」
ってフレーズがドンピシャ。

我が家に来てからは断然『僕の背中には羽がある』。
どんなにいたずらしても、おバカなのかしら??って思うようなことがあっても、やっぱりゼロを見るたびに
「今『幸福』に触ったみたい」
ってフレーズが頭の中で繰り返されます。

そんな歌詞にのせてこの半年のお気に入り写真を!


ほら、こんなに近くにいるよ
ゼロ ドッグラン


寂しい午後、まばたきをして、そばにいればホッとした
ゼロ


ずっと君といきてくんだね 
ゼロ 


僕の背中には羽がある
ゼロ


どんな夢も叶う気がする
ゼロ 災害救助犬

君を抱いて空を飛べる
ゼロ ドッグラン

今「幸福」に触ったみたい
ライパピー


草の匂い背伸びして嗅ぐ
ゼロ ドッグラン


そんなとこもうりふたつだね
ライ ゼロ

明るい笑い声みんな振り向いてみてる
ドッグラン ゼロ


ふと瞳があった瞬間 何もかもが自由だね
ライ ゼロ

きっと君と生きてくんだね 胸に頬寄せて確かめる
ゼロ

どんな辛い未来が来ても二人だったら乗り切れるさ
ゼロ 災害救助犬


今、「優しさ」に触ったみたい
ライパピー ゼロス

これから、さらに「この歌詞にぴったり」っていうシーンをたくさん重ねていこうね。

待ちに待つ日々

ゼロが生まれるまでのお話、第4弾。

「任務」が終わってしまえば、オスの飼い主にできることは何も無く。。。
元々の婚約者のお家だったら一緒に子育て気分が味わえたところですが、スタッフが沢山いる訓練所のお嬢さんお相手では出る幕も無く、ひたすら祈る日々。
イベント目白押しの時期に「酒断ち」「コーヒー断ち」「チョコレート断ち」の願掛けまでしちゃった。
のりさんは趣味の自転車に乗って寒川神社まで行って安産のお守りを買ってきた。
売り場の巫女さんがなんて思ったかって想像するとちょっと笑えた。

いや、実はもう一つ大きな「やるべきこと」がありました。
この時点ではまだ妊娠しているか判らなかったのですが、子供が生まれる前にグランドアジリティーチャンピオンのタイトルを取ること。
今回の交配に限らずニケライのお里でもブリーダーさんが選んだ男の子なら間違いないだろうって信じて仔犬の予約をするわけです。だからせめて父も頑張ってるんだよって伝えてたい。
それがクリスマスイブの大会でした。
毎年訓練に出ている大会ですが今回何が何でも。。。ということでアジに出場

ゼロ ライ
(我が家に来て2日目)


そこで、ばったり件のお弟子さんとばったり。
「ずっと先生が散歩もなさっていて、まだ僕もどうなっているのか判らないので一緒に聞きに行きますか?」と気を使ってくれて大先生のところまで行ったのですが、答えは
「まだ判らないよ〜」
ネットで調べたりすると、1ヶ月位でエコーに映るみたいだけど慎重だなぁと思いつつ、大先生がお世話をなさってるってことはダメなわけではないんだよね。。。とも思って見たり。
とにかく、クリスマスイブに祝杯をあげることはできませんでした。

待ちに待った連絡が来たのは1月9日。
仕事中に着信が入っていて、気がついた地下鉄の構内で電波の良い所を探して折り返す。
「お待たせしちゃいましたが、85%の確率で妊娠していると思っていいでしょう」
そう聞いて、安心して膝からカクンと落ちる感じでした。
予定日は1月25日。
でも私はアテナの命日の26日になって欲しいなぁと祈りながら待ってました。

正式には1月28日。
男の子4頭、女の子1頭の元気な子供達が産まれました。
大先生は
「今までにないくらい、ぐにゃっとしたところのないしっかりした身体の子供達ですよ」
母子共に元気だと聞いて、本当にホッとしました。
その電話の最後に
「先生、うちは男の子希望です」
と告げると、大先生は
「良かった〜。実は福岡の訓練士さんが黄色の女の子を待ちに待っていたんですよ。」
子返しの父方に優先権があるので、それまで私たちにプレッシャーがかかるようなことは一切仰らなかった先生。
きっと私の言葉を聞いてホッとされたのでしょう。
以降、2回お邪魔した時も触らせて貰えなかった〜。
そうなると今度は待ちに待ってもらっただけの子だと思って頂けたんだろうか??って心配になる父の親。
その後、この福岡の訓練士さんがお里に残るはずだった男の子も是非欲しいと望んでくださったと言うお話を聞いて、嬉しかったなぁ。

ゼロ ニケ
(おととい)

この福岡の先生の猛プッシュがなければ、、、もっと言ってしまえば、翌週に先生方の会食の予定がなければ急にお相手を探すなんてことはなかったに違いない。
そてつが大先生の前を歩いてくれなかったら。。。
呼び出しの放送を私が聞いていなかったら。。。
そもそも、広島のあぐりちゃんとゆめちゃんが遠征に来なければ土曜だけの参加のつもりでいたから、そてつからのパスも受け止められなかった事になるし。。
そんないくつもの偶然の綾で今、目の前にゼロスがいる。
この不思議に改めて「子供は天からの授かりもの」なんだなぁ。しっかり育てないとなぁと思う私なのでした。

マザコンの逆転劇

ちょっと間が空いてしまいましたが、ゼロスが生まれるまでの物語3弾。
第一弾の出会いは→こちら
第二弾の初対面は→こちら

我が家に来ていただいたのに全くなすすべなく仕切り直しするしかなかった夜の翌日。
今度はこちらからお嫁さんのお家の近くの動物病院に出向くことにしました。
交配の基本は男の子のリラックスできる場所なんですが、多分、ライにはねーちゃんのいない我が家にお客さんが来るよりねーちゃんと出かけて車待機して貰って、自分だけママと出かけるほうがなんぼか良いってところでしょうか。

でも、、
私と一緒にそんなに広くない診察室に入ったところで、お嫁さん登場。
と〜っても愛想が良い子で、ライに近寄ってお顔を舐めてくれたり、スリスリしてくれたりするのに。。。
ライは私にくっついたっきり、戸惑うばかり。
ワイドレンジと言われた守備範囲の広さで若い女の子からおばあちゃん、はたまた男子まで追いかけ回したエロエロ星人はどこに行ったのか??
そのうち、獣医さんが
「ママを気にしているようだから、若いものだけにしてみましょうか?」
と提案してくれて、全員部屋の外に。
でも、私がドアの外にいるのが分かるのか、外ばかり気にするということで、ついに私は建物の外に出て10分。
獣医さんが出て来たので、「どうでした?」って聞いたら
「どんなに迫られてもじ〜っとお母さんが出てったドアに向かってお座りしてました」
だって。

マザコン、ここに極まれり!!


風向きが変わって来たのは、獣医さんの更なる提案で付属のドッグランに移ってから。
ライは楽しげにドッグランでウロウロしていたけど、やがて彼女が気になり始めた。
私の方をチラチラ見ながら「行ってもいい?」と聞いているよう。
「うん、こんにちは〜って、しておいで」そう言ってやると嬉しそうに近寄って行った。
そして、それまでライの行動に注目していた人間たちの視線が、ふとしたきっかけで彼女の方に移った時。
まるで自分もその輪に加わるようにす〜っと近づいて行きました。

あまりの安堵感に、ホッとするのを通り越して、眠気を覚えた私。
車の中で「眠いよ〜」を連発しながら帰って来たのでした。。

(彼女と2ショット)
ザラ



2日後。
滋賀から戻って来た大先生が
「滋賀で、『まだパピーは産まれないんですか?』って聞かれたので、『きのう交配したよ』って答えたよ」と。
福岡の訓練所が何年もパピーを待っているのだそう。

1日おきに3回通い、双方、繁殖能力があることも調べて貰ってるので、多分大丈夫だと思うんだけど、、、、
無事に生まれるまで、願掛けだぁ!

ドッグランから引き上げる時(この日もドッグラン デートだった)大先生は
「今日みたいな日はなるべく暴れない方が良いんですよ。だから、脚側(歩行)はとても大事なんです。これから出産するまでも、ちゃんと脚側歩行で安定した運動をすることで良いお産ができるんです。」
と仰って、ちょっと先を歩いていた彼女を連れていたお弟子さんに
「こら!ちゃんと脚側しなきゃダメだ!」
と、喝。
なので、「やべ〜っ!」と思った私も慌てて
「ライちゃん、ついて!」と言ったものの、そもそも私と脚側歩行なんてやったこともない上に、すっかり浮かれポンチになっているライは大先生の前でビョコンビョコン飛び跳ねていたのでした〜。

いい夫婦の日

前回の続き。

約束の水曜日は11月22日。
「まぁ、いい夫婦の日だわ!縁起が良いこと!」

ニケライのお里では交配前には縁起担ぎで生卵の黄味をフードにトッピングするのが慣わし。
なので、それにあやかってライも生卵食べて迎えた当日。。。。

花嫁さんは夜8時に到着しました。
車から降りてきたのは小柄な元気一杯の黄色い女の子。
「いや〜ん!すごく可愛い!」
この数日、私はなんであんなに悩んだんだろうとバカバカしくなるほどでした。

そして、大先生が手土産に持ってきて下さったのは地元産の生卵一箱。
後で知ったことですが、牡犬へのお礼は「子返し」か「交配料」なんだけど、その他に結納替わりとしていくらか包んだりすることを「たまご代」というそうな。

そんな基本的な知識も知らなかった不慣れな飼い主と花婿に細やかにアドバイスして下さる大先生。
が、、、
ニケがいては気が散るだろうと、パパはニケを連れてドライブに出かけていたのです。
ライは置いていかれたショックで気もそぞろ。
花嫁さんが気にならなくはないけど、近寄ろうとすると一気に緊張する私と一緒に来ていたお弟子さんの顔色を察して、遠慮気味。良かれと思って無理やり近づけて見たら、逆にその私の気迫に押されて、完全に心が折れたらしい。
とうとう、ソファーに座り込んで丸まってしまった。。
彼女が誘ってくれるんだけど、ため息ついてる。

あ〜、もう終わった〜〜〜〜

まだパピーだったライに「いずれはうちの婿に」と声をかけて頂いた時から約8年も思い続けてた夢がこんな形で消えるとは。。。

もちろん、お相手に申し訳ないのは言うまでもない事で、、、
自分から手をあげたのに。。。

もう半ベソどころか半分意識がなくなりかけた私に大先生は仰った。
「この組み合わせは凄く良い気がするな。仕切り直して明日また会えますか?」

その時の私には大先生が神様の様に見えました。。


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プロフィール

アテナママ

Author:アテナママ
神奈川県在住の主婦。結婚して以来十数年、会社員の「のりさん」と静かな(?)インドア生活を送っていましたが、2005年5月にイエローラブラドールの女の子アテナが加わってから「すべては犬のために(All for WAN)」の生活を送っています。
現在はお星様になったアテナの他に、ニケとライラプスコンビが加わり、All for WAN度がますますアップ中!

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