じんわりおかしい黄ラブのアテナ(05年3月31日~09年1月26日)、その跡を継いだ黒ラブニケ(08年7月1日生まれ)と末っ子長男ライラプス(10年4月30日生まれ) その息子ゼロス(18年1月28日生まれ)の日記
日曜日、久しぶりにオプデスのアジの大会に出場して来ました。
本当は1月にもエントリーしていてゼロと二人で行く予定でしたが、その日の明け方、ライが激しい下痢をしてしまい、キャンセルしたのでした。その後は落ち着いていたので、出かけても良かったかなぁと思わなくもなかったのですが・・・
でも成績が良ければ「運を使ってしまったのでは、、」と心配になっただろうし、悪ければ「無理してライをおいてきて何してるんだろ」って落ち込んでいたと思うから、仕方ないか。。
雨天だった土曜日とは一転、通路はグチャなものの暖かい1日でした。
久しぶりに会った多くのお友達がライの思い出を話してくれて、涙してくれて、お花もいただきました。
去年の今頃は現役で走ってたんだよねぇ。
この日、ゼロスは来月のグランプリを目指してSTPとJP2に参戦。
検分は時間差があったものの出走が丸かぶり!
優先リングのSTPを先にしたものの、全く集中力がないゼロスはスタートから匂い取りをして顔を上げず、そのまま暴走と匂い取り!途中でやめて自主退場しました。
そのまま横移動してJP2へ。
「アテナママさん、すぐ走れますか??」って確認してもらってからのスタート。
さっきはやばかったらしいって察知したゼロス君、今度は真面目にCRして、やっとこさ3度昇格を決めました。
動画は軌跡としてまとめて記事にしようと思っていたので、後ほどということにして、表彰式の様子。
なんだか、この甘えた様子がライに見えちゃって、、、
可愛い横顔なんだけど、視線は副賞のおやつサンプルに釘付け
ちょっと面白い瞬間が撮れたので1席の方にもご出演いただきました!
実は出陳表には5頭しか名前がなかったので、表彰は1席だけだと思っていたら、飛び込み(前日に昇格したか、体高を測ったらクラスが違ったか)がいたらしく、6頭になっていて、2席までの表彰になっていたのでした。
名前を呼ばれて、ちょっとびっくりして確認してしまったくらい。
ライちゃんのサプライズかな??
ちなみに、この写真、私とゼロスの目線が同じ方を向いているのですが、なぜかその写真が無い!
どこみてたんだ??
かくして、9時半に怒涛の2走して本日の業務終了!
暖かい1日だったので、のんびりして来ました。
お昼寝ヒュー
私の飲み終わったヨーグルトドリンクをもらったゼロス。
わざわざ見せびらかすようにヒューのケージの前で舐める!
当然ガン見
そして、同胎のmieちゃんと会ったよ!
最初はパパと一緒に
なぜかパパの匂いを嗅ぎ、ぺろぺろ舐めてました。ゼロスもあまり気にしてなかったから、なんとなく関係がわかったのかな?
たくさんの大人に囲まれて頑張るちびっ子
頑張ったご褒美もらいました。
来月はグランプリで富士山をバックに写真を撮る予定。。(できるのか??)
ゼロスもご機嫌さん。
やっぱりみんなでワイワイするのが楽しいね。
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今日、3月13日はニケの命日。
今朝まで前に居たライと交代で前に。それにしてもライ、大きいな。
お花も最後まで残していたライのお悔やみのものと交代で今朝買って来ました。
朝は雨風が強くて、大事に胸に抱えて帰って来ました。
大事に胸に抱える感じがお里からうちに連れて帰ってきた時みたいだなって思い出してました。
10日前のライの月命日にライの夢の話をしましたが、実はニケはもっとオシャレにメッセージをくれていたんですよね。
大事すぎてなかなか記事にすることができなかったのですが、、、
ニケが亡くなった翌朝、ニケの療養中に頭の中で良くリフレインしていた曲を聴きたくなりました。
ユーミンの「ついていくわ」という曲です。
歌い出しの
「ゆうべの嵐に光が澄み渡り 僅かに残された花もやがて空をゆく
あなたの足あと その後ろ姿を 私は忘れない だからいつも一人じゃない」
ってところが気持ちにピッタリだったので、寝ているニケに歌ってやりたいと思ったのです。
PCに入っているCDのアルバムを探したのに、見つからない!
じゃあ、、、とYouTubeで検索して曲をかけたのですが。。
あれ?歌詞が違う??
「確かなものなど どこにもないけれど あなたと歩いてきた 月日だけは真実ね
小さなツバメが 海を渡るように 私を見送ってね 悲しい顔は見せないで
春の光うけて ただ軽やかに 運命を恐れず 旅立って行く
さよなら愛しい人 ありがとう思い出たち あなたを愛する私が選んだ 夢についていくわ」
「どんなに離れても どんなに見えなくても あなたを愛する私がいるから ずっと元気でいて」
ニケに歌ってやろうと思っていたのですよ。でも逆にニケからメッセージを受けっ取りました。
ママが聞きたかった言葉が満載のメッセージ。
あとで調べたら、私が普段聞いていたのはアルバムバージョンでした。
それが探せなくて、シングルバージョンを聴くことになったのはもう、ニケが仕組んだとしか思えない。。
さすが完璧な娘!
もうすぐ空に帰っていく身体を撫でながら、何度も何度も繰り返し聴いてはボロボロ泣きました。
折に触れて何度も繰り返して聴く、特別な1曲。
ぜひ、聴いてみてください。
そして、明日発行の雑誌RETREVERにニケの記事が載ることになりました。
ライのショックが癒えない中でも取材で、命日翌日に発売だなんて、あの完璧な娘がママが寂しがりすぎないように仕組んだのかもしれないなぁ。
我が家のプリンス(なのか??)ヒューことヒュペリオン君、昨日で4ヶ月になりました。
身体がぐ〜んと大きくなり、ゼロパパのお下がりのお揃いのハーネスが付けられるようになりました。
待てもだいぶ上手になったね。
ヒューの得意技は首傾げ。
こんな感じで首を捻って反応するので、みんなに可愛がってもらってます。
そして、歯も生え変わるところ。
まだ、1本も回収できてな〜い!
身体が大きくなるのと同じ様に、心も色々成長中らしくて。。。
先週の木曜、いつものようにゼロスのお供でアジ練について行って、フィールドの周りをお散歩した時の事。
前の週まで見つけると飛びついて行ったKパパが声をかけてくれたのに、近寄ろうとしないどころか後退り。そういえば、日曜にトレーリングの指導を受けている男性のトレーナーさんが「僕が触ろうとすると嫌がる傾向がある」って言ってたっけ。(トレーリングの話はまたいずれ)
それで、ゼロスのレッスン終わりにヒューを先生のところに連れて行ったら、先週までぺろぺろ顔を舐めるくらい好きだった先生にも近寄ろうとしない!
流石にプロの誘いには乗って抱っこされていたけれど、やがて
「ん?ボクからママが見えるってことは、ボクは誰に抱っこされてるんだっけ??」
と気がつき、慌てて振り返ってみたら先生だったから、そこから「降ろせ〜」と大騒ぎ。
そんな時でも女の人には甘えて喜んでるので、明らかに男の人を警戒してるらしい。
そこで、日曜のアジの大会では「おっちゃんは美味しいキャンペーン」を開催。
「さ、修行に行こうか!」
アジ会場には犬が大好きな、扱いに慣れた、出番まで時間のたっぷりある、おっちゃんがいっぱい。
実はキャンペーン名の「おっちゃんは美味しい」も、その中のお一人がヒューに向かって話した言葉からとったもの。
しばらくしたら、すっかりこんな感じに。
「母ちゃん、次はどこ行く??」
そうね、駐車場に荷物を取りに行こうか。
駐車場で車に向かっている時に向こうからおっちゃんと呼ぶにはちょっとお若い男女が歩いて来ました。
ヒューをみて「可愛いねぇ」と言って構おうとしてくれたのでチャンスだと思ったけれど、おやつ持ってない!
が、話を聞いたヤングおっちゃん、「なんでも食べられますか?」と言いながら、自分のポケットからオヤツを出してくれました。相当美味しかったらしく、もう、桃太郎に魂を売った犬状態。一緒にいたお姉さんよりヤングおっちゃんに好き好き攻撃。
駐車場から戻る時に、偶然にも戻ってきたヤングおっちゃんを見た途端、小走りに寄ってくヒューを抱きかかえてくれました。それがとても自然だったので「大型犬を飼ってらっしゃいますか?」って聞いたら「うちにもラブがいます」って。どおりで!
実は朝イチに会ったラブ飼いマスターD島さんにも抱っこされたんだよねぇ。ヒュー少年がどんな気持ちなのかまだまだわからないところが多いけど、とりあえず、「おっちゃんは美味しい」って覚えてくれたみたいです。
協力してくれたおっちゃんの皆さん、ありがとうございました。
そして、まだまだキャンペーンは続行しますので、たくさんのおっちゃんのご参加をお待ちしてま〜す!
大会の写真はお友達のヒロちゃんが撮ってくれました。もちろんアジ写真がメインなので、こちらもそのうちご紹介せねば!
3月3日。早くもライの最初の月命日です。
2月は短いもんねぇ。
こんなにたくさんいただいたお花。
今日はこんな感じです。
」
「お花はたくさん届くだろうから」ってずらして送ってくださる方がいて、、
荼毘に伏される前にって早くにいただいたものもあるし、飾るようと持たせるようにって分けて持って来てくれる人や、ど〜んとバケツで棺用のお花を持って来てくれる人もいて。。
いろんな形で気持ちを受け取ってとてもありがたいひと月でした。
アテナもニケも首から何かを下げているので、ライも。
諏訪大社の勝ちぐり守りを。
ライが食べ残した色々、、
まだパピーだったから食べられないものが多かったヒューも食べられるものが増えてきたね。
手作りのギー。
一時期はギーで炒めたお肉はバクバク食べたので、追加で作らなきゃって話していたのは亡くなる3日前だったな。
最後のひとかけらはゼロスが食べたよ。
ライのための献立表は今でも冷蔵庫に貼ったまま
本を参考にしてバランスを考えて作って、、楽しかったなぁ。
先週、ライが夢に出て来ました。
二人で散歩して丘の上をずんずん登っていました。
歩いたところがどんどん透明になっていってしたが見える不思議な丘。
途中でライがお座りして、
「僕、ここで待ってる」って。
抱きしめて「ライちゃん、大好きよ」って言ってるところで目が覚めました。
こんなイメージ。
そっか、ライはそこにいるんだね。
でも時々は遊びにおいで。
今週はライのお話。
ライが初めてアジスクールに行ったのはニケのお供だったはず。
その頃はまだパパが毎日出勤だっったから、うちに来てすぐ2ヶ月ちょいだったはず。
そこから大体週一で通っていたかな。
デビュー前から1度相当の初級、2度レベルの中級、3度レベルの上級とクラスが上がっていく毎に嬉しくもあり、頑張ろう!って思ったものでした。
一昨年、先生から「シニアクラスを作るので、ライはそちらに移りませんか?」と打診がありました。
捉えようによっては追い出されるような感じにならなくもないですが。。
その頃にはレギュラーの60センチではなく50センチを跳んでいたライ。
正直、飛べなくはなかったのですが、60センチだと、一走すると「もういいかも〜」って顔をするので・・
人数の少ない枠とはいえ、2021年いっぱいでレッスンをやめようと思っていたところに、大手を振って参加できるクラスを作っていただけるのはありがたかったです。
シニア仲間はパピーの頃から一緒だったメンバー。
シニアクラスではあるけれど、走るのは3度だったり、どこぞの代表選考会のコースだったり。
それを新しい技を覚えるのではなく、今持っているスキルでどうにかするのがシニアクラスのコンセプト。
シニアになっても一緒に走れることが嬉しいからみんな笑顔だし褒めまくるし、叱らない。
そんな雰囲気がとても好きでした。
時には先生がこんな写真を撮ってくれたり
でも、ちょっと考えるきっかけになったのが、この走り。
パパから「散歩の時、時々側溝の穴に足を入れちゃう」って聞いていたのですが、この時DWから落ちたのもおそらく自分が思っていたように脚をつけていないからではないのかなぁと思ったのです。
健康やお楽しみの為に続けていることで怪我をしたら本末転倒。
そのまま夏休みに入っても悩んでいたのですが、秋のシーズンに引退を決意しました。
シニアクラスのグループラインがあるのですが、そこでご挨拶をして、そのままグループを抜けました。
だって、そのまま残っていたら未練が残りそうだったから。。。
そして、2022年の冬。
スクールのイベントで素敵なサプライズがありました。
卒業証書をもらったのです。
先生方のサインも入っています。
そして、番号が栄光の
「第001号」 仲間たちの気持ちが嬉しくて号泣しました。
奥さん先生からの授与式の間、ず〜っと、「嬉しいよ〜」「泣いちゃうよ〜」って言ってた気がします。
ほら、ライの誇らしげな顔!
この話、後日談がありまして。。。
ライが亡くなる三日前、授与式に参加しなかったシニアクラスの仲間というか、幼稚園組と呼ばれていた頃から一緒だった友達がお見舞いに来てくれました。
で、授与式の話になって私が「号泣しちゃったよ」って言ったら「だって泣かせようと思って計画したんだもん」って。「だからね、ライが倒れたって聞いた時に亡くなってから渡すんじゃ洒落にならない!って心配してたんだよ」とも。
みんな先代から苦楽を共にした仲間たち。話してる様子も手に取るようにわかって、笑っちゃいました。
そして、ライの事を大事に思ってくれてありがとう。
笑っちゃうって思ったけど、やっぱり泣けてしまう私でした。
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